『FBI:Most Wanted』について、「シーズン6で終わりって本当?」「シーズン7はないの?」「なぜ打ち切りになったの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、『FBI:Most Wanted』はシーズン6で打ち切りが決定しており、シーズン7は制作されません。 CBSは2025年3月に『FBI:Most Wanted』と『FBI:インターナショナル』の両スピンオフを更新しないと発表し、結果として『FBI:Most Wanted』はシーズン6が最終シーズンとなりました。
ただし、今回の終了は「人気が落ちたから即打ち切り」という単純な話ではありません。
本記事では、『FBI:Most Wanted』がどんな作品なのかを整理したうえで、シーズン6で打ち切りになった背景、シーズン7がない理由、FBIシリーズ全体の今後まで、海外メディアの情報も参照しながら詳しく解説します。

人気シリーズのスピンオフが2作とも打ち切りなので、驚きを隠せません!
『FBI:Most Wanted』シーズン7の結論を先に整理
まずは知りたいポイントを、先に整理しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 『FBI:Most Wanted』 |
| 米放送局 | CBS |
| 放送開始 | 2020年1月 |
| 最終シーズン | シーズン6 |
| 打ち切り発表 | 2025年3月 |
| 背景 | 経済性、編成枠、外部スタジオとの契約事情、フランチャイズ再編 |
上記の通り、シーズン6を最後にシリーズ終了が決まり、シーズン7へ更新されなかったというのが結論です。
『FBI:Most Wanted』とはどんな作品?
『FBI:Most Wanted』は、本家『FBI』から派生した最初のスピンオフ作品です。同作は2020年1月にスタートし、FBIフランチャイズの拡大を本格化させた作品でもありました。
『FBI:Most Wanted』はFBIの指名手配犯追跡班「Fugitive Task Force」に焦点を当てたハイリスクなドラマです。中心となるのは、全米の凶悪犯や逃亡犯を執拗に追い、確保する精鋭チームです。常に現場に出て、常に逃走犯を追い続けるという構造上、通常の捜査ドラマよりも追跡劇の緊張感や犯人確保までのスピード感が強く出るのが本作の魅力でした。
CBSは同作について、チームのリーダーである捜査官レミー・スコットを中心に、シェリル・バーンズ、ハナ・ギブソン、レイ・キャノン、ニーナ・チェイスらが加わる構図を紹介しています。
シリーズ初期はジュリアン・マクマホンが前面に立っていましたが、シーズン3終了時にジュリアン・マクマホンが離脱し、その後はディラン・マクダーモットが主演ポジションを引き継ぎました。 長寿シリーズらしく、メインキャストやチームの色合いが少しずつ変化しながら続いてきた作品でもあります。
なぜ『FBI:Most Wanted』はシーズン7ではなくシーズン6で打ち切りになったのか
ここからは、海外報道をもとに打ち切り理由を整理します。大きく分けると、理由はひとつではなく、いくつかの事情が重なっています。
1. CBS上層部が経済的に成り立たなかったと説明
最も分かりやすい根拠は、CBS Entertainment社長エイミー・ライゼンバックの発言です。TVLineによると、ライゼンバックは『FBI:Most Wanted』と『FBI:インターナショナル』を終了させた理由について、「財政的に責任ある判断をしなければならず、経済的観点から見て番組と契約条件が見合わなかった」という趣旨で説明しています。
ここで重要なのは、彼女が問題視しているのが“作品の質”ではなく、採算性だという点です。視聴者数が一定水準を保っていても、制作費、出演契約、スタジオとの取引条件などを含めて総合的に見たとき、CBSにとって続けにくい作品になっていた可能性が高いわけです。
2. 外部スタジオ作品ゆえの契約・コスト問題
Deadlineは、FBIシリーズがUniversal TelevisionというCBS外のスタジオ供給作品であることを強調しています。そしてCBSは近年、NBCUniversal系スタジオとの更新交渉に苦労していたと報じられており、財務面が今回の打ち切りに影響した可能性が高いとされています。
3. CBSの編成枠がかなり埋まっていた
打ち切りの背景としてもうひとつ大きいのが、CBS全体の番組編成です。
CBSは当時すでに多数の既存ドラマを更新しており、新作として『Sheriff Country』や『Boston Blue』などの枠も必要としていました。そのため、次シーズンのスケジュールに新作を入れるには、既存ドラマの整理が避けられなかったとみられています。
TVLineでも、ライゼンバックが「今年は選択肢が多く、スケジュールは非常に詰まっていた」「作品のライフサイクル、創作面、財務面、視聴率などを総合的に見て判断した」と説明しています。つまり、今回の終了は『FBI:Most Wanted』単独の問題ではなく、CBSの全ドラマ編成を最適化する流れの中で起きたと見るべきです。
4. 新スピンオフ『CIA』へ軸足を移す再編
FBIフランチャイズの新作として『CIA』が進行中という報道がなされています。Deadlineは、既存2スピンオフを終了させたことで、『FBI: CIA』の実現可能性が高まったとまで伝えています。
もちろんCBSが「『CIA』を作るために『FBI:Most Wanted』を切った」と明言したわけではありません。ただ、ライゼンバックはTVLineで新作『CIA』をスケジュールに迎えられることを楽しみにしていると語っており、結果として見ると、既存スピンオフを整理して新しいFBIブランドへ移行する流れがあったことは否定しにくいです。
キャスト面ではどんな変化があった作品だったのか
『FBI:Most Wanted』は、放送期間中に中心人物が入れ替わった作品でもあります。シリーズ開始当初はジュリアン・マクマホンが中心で、後にシーズン3終了時点で離脱。その後、ディラン・マクダーモットが主演ポジションを引き継いだことで、後半シーズンは別のカラーを持つ作品へと変化していきました。
さらに後年のチームにはFBI本家の人気登場人物であるニーナ・チェイスも加わっています。
『FBI:Most Wanted』終了後、FBIシリーズはどうなる?
『FBI:Most Wanted』は終わりますが、FBIシリーズ全体が終わるわけではありません。
本家『FBI』はすでにシーズン9まで継続が決まっており、2026-2027放送シーズンまで続く予定です。一方で、スピンオフの『FBI:Most Wanted』と『FBI:インターナショナル』は終了し、代わりに新作『CIA』が進んでいます。
さらに、本家『FBI:特別捜査班』そのものを見返したい方はこちらの記事もご参照ください。
まとめ
『FBI:Most Wanted』は、シーズン6で打ち切りが確定しており、シーズン7は制作されません。 2025年3月にCBSが更新しない方針を決め、シリーズはシーズン6をもって終了する形になりました。
しかし、その理由は「人気がなかったから」ではなく、海外報道を総合すると、経済面の採算性、外部スタジオとの交渉、編成枠の不足、そして新スピンオフ『CIA』を見据えた再編が重なった結果と考えるのが妥当です。
『FBI:Most Wanted』は、FBIフランチャイズ初のスピンオフとして、逃亡犯追跡班を主役に据えた独自色の強いシリーズでした。だからこそ終了は残念ですが、フランチャイズ自体はまだ動き続けており、本家『FBI』や新作『CIA』を通じて今後も展開が続いていく見込みです。


